@Osaka Endosky Journal

焼いて粉にして屁で飛ばせ

がくの毛布

cd6b18d7.jpgがくには家にいる時に手放さない毛布がありまして。
もう生まれた時からあるのでかれこれ8年近く。
触っていると安心するそうで、触り心地がたまらんそうです。

もうかなりへたっていて、色も褪せており、母てきには臭いです。
(めったに洗わせてくれない)

あまりにも溺愛するので、同じ毛布を持っていたノンノ家から洗い替えにもらったのですが、2枚を同時に使うという荒業に発展し全然、洗い替えになっておりませんでした。

しかし、今年の春先だったか、おなかの風邪をひいたがくは夜中にその毛布に派手に嘔吐してしまい、量も多く、洗うのを断念した母はがくに内緒で処分しました。
がくがしきりにもう1枚の毛布の行方を聞くので
『1枚あるのでヨロシイ。隠してある』
と誤魔化して数か月。
何度かそんなやり取りを繰り返しておりましたが、急に寒くなった先日、
『お母さん、いいかげんにもう1枚の毛布出してよ!』
というがくにもう無理だと観念し、全てを告白したのです。

その夜、布団に突っ伏して号泣する、がく。
『毛布がごうごう燃えてるのを想像すると悲しくて涙が止まらない』
と。
毛布は分身のような気分だったんでしょうねぇ。
可哀そうなことをしたかなぁ、と思う気持ちとあの状態の毛布を洗うのは無理だった、と思う気持ちと半々。

翌日にはケロっとしており、母を責めることはないのですが
『同じ毛布さがして買って~ぇ』
と言うのを絶対、買わん!!と宣言したのでした。
きっと、大人になってもこの事を覚えているだろうなぁ、と思った出来事でした。
しかしながら、毛布が燃えているのが頭に浮かんでしょうがない、というがくに何だか、がくの性格が表れていて、しみじみ感じ入ったのでした。