@Osaka Endosky Journal

焼いて粉にして屁で飛ばせ

2017年1月8日 大阪府大会 対柏原キャレッツ戦

2017年1月8日 大阪府大会 対柏原キャレッツ戦


 この数年、西日本中学チームのトップは柏原。昨年の西日本大会決勝で当たった時がカイザーズジュニアの唯一の勝利のチャンスだったけれども、それも、軽くいなしての柏原の優勝。そして、昨年のメンバーが全く減らずに増えただけという最強チームにどう臨むか。


 先にあった難波と柏原の試合は、難波の完封負け。今のカイザーズジュニア勝ち切るだけの実力も、戦力もない。ならば、このメンバーで先ずは得点、目標は2点になる。それでも、かなり高い目標だと思う。


 試合開始から、圧倒的に柏原に支配される展開。ただ、柏原も本調子ではなく、パックが手につかなかったり、パスがこぼれたりとミスが目立つ。彼らのホッケー経験値の高さから、こういうときはフィジカルでと強く当たってくる。本当にこの子たちは上手いし、賢い。


 ただ、レフェリーとの相性もあり、反則となりカイザーズジュニアにパワープレーのチャンス。5-4がさらに5-3と得点チャンスが。ところが、うちのチーム、圧倒的にホッケーを知らない。当たり前だけど、常に攻めらせて、シンプルにしかホッケーをしたことのない子どもたちにとっては、パワープレーはおっかなびっくりでしかない。


 得点できなかったけれども、粘り強く守り柏原の攻撃をしのぐ。得点されても、集中を切らさずにパックを追いかける。しかし、1対1に勝てないので、体力の消耗が激しい。岳はすでに脚が止まりはじめてる。その代り、ジョシュアが走ってスペースを潰してる。いい仕事してる。


 ひたすら守る展開ながら、チャンスを見てカウンターを狙いで、DFの背中に飛び出す岳とケイタ。2ピリには岳がブレイクアウェイでチャンスを作るもの、テンパって巻ききってからのバックハンドを決めきれず。そんな中で、ダイがハイスロットから打ったシュートをリバウンド、さらにこぼれたパックをケイタがゴールに突き刺す。


 おおおお、できるじゃないかあ。


 このパターンでしか、得点はないと思っていた、いいゴール。着々と点数を上げる柏原にもう一点返したい。まだできるぞお。


 3ピリは確実に脚が落ちるカイザーズジュニアだけども、ギリギリのところでスティックを、カラダを入れて猛攻を凌ぐ。集中力は切れてない。ここから、まだ行ける、と思う瞬間にケイタが飛び出す。柏原DFをブルー上に引き寄せてから、見えない背中にショートパスしたところに、岳が飛び込む。そのまま、GKと1対1からミドルからファーサイドのポスト下に決める。よっしゃー!2点じゃあ。


 柏原はそこからも、脚の落ちたカイザーズジュニアを責め立てる。まだまだ、点を取りに来る。本当にいいチーム。


 試合終了。2-8での負け。


 しかしながら、このメンバーでの2点は値千金。柏原がサードラインまであって、小Bからの経験者と、ホッケー経験の厚い層で作られた上にGKは二人。カイザーズジュニアはセカンドラインフォワードは一人足りず、半分はホッケー経験が4年から3年未満。そのうえでの、柏原からのマルチの得点は申し分ない。


 そして、ケイタが中心になっての世代では初めての賞状もうれしい。


 この試合は、DFリーダーのダイが本当に柱になって、カズ、タカ、ルウ、がプレーしながら上達しながら止めていくのがわかる。タクヤが次の柱となる確実なカットを見せつつ、攻撃にも積極的に参加。ジョシュアの献身的なバックチェック、シュンのスペース潰しがチームに本当に貢献できてた。成長のあったこの2試合は見ていて本当に楽しかった。


 ケイタのラストパスは本当に美しい。高校でもあのラストパスを見せてほしいねえ。
 岳よく頑張った。次のレベルで1対1に勝てるようになろう。脚が止まらなくなる体力も必要だしね。ただ、本当に子どもたちで考えながら、声を出しながらゲームができていた。ピリオド間も子ども同士で声をかけて修正したり、確認をしたりしてる。御崎監督がほとんど大きな声を出すことなくゲームが進むいいチームだったよ。


 まだまだ伸びる。西日本楽しみ。成長の先にあるものをまた見たいねえ。