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@Osaka Endosky Journal

焼いて粉にして屁で飛ばせ

さざなみ優勝って本当かよ。

ジャイアントキリング
昨日のさざなみカップ振り返り。
カイザーズジュニアのチームカラーはマンガみたいで、イケメンのエースFWと職人気質のDFがいて、背の低いGKに兄をしのぐ才能がありながら表にでない弟FWがいて、双子が二組いて、痩せとデブの一年生がいて、始めてから数年の選手がいて、所属がきまらず宙ぶらりんになってる中学生経験者がいて、もうそりゃバラエティ豊かなわけです。
その中でも、輝くパーソナリティなのがナオヤ。ぼくはアイスホッケー版ドカベン岩鬼正美やと思っとるわけです。間違いなく他のチームだと、試合に出れるのが怪しいプレースタイル。パス出せない、反則多い、シュートがスラップのみ。
スーパーフィジカルでとんでもないスケートのスピードなんだけど、真っ直ぐシュートが飛ばない。スラップショットが好きすぎて、どっからでも打ち込んでは味方も敵もびっくり。
簡単なシュートは入れたり外したりなのに、とんでもない難しいシュートを決めたりするわけです。マンガですよドカベンほんと。
でも、昨日はその彼が大当たり。もう、こんなことあんのってくらいのプレーでした。彼のプレーに相手チームが振り回されるのに、ぼくらが一番びっくりしたわけです。
カイザーズジュニアの中学生は小学生のときから今まで彼にずっと期待してるんです。ナオヤは休まず来るかと僕らに声をかけて、本人の気持ちが乗らないときはみんなで声掛けして足を向けさせたり。チグハグなセットプレーも周りがフォローして形にしていくって、チームってのはこういうことだなあと思って見てました。
一試合目に、早い段階からセットがフィットしてる感じがでていました。得点するのに間隔が短く、ナオヤもすんなりと得点。今日は、上手く回っているという感覚が見ている親にも伝わってきました。
そして、昨日、難攻不落のシードの難波ジュニア戦。攻撃をしのぎなんとか一点差で食らいついていた試合に風穴をあけたのは彼のスラップショット。
あとは、全員が必死で守って、攻めて、GKのファインセーブの連発でGWSに持ち込んだわけです。
チームの精神状態からいえば、追うカイザーズジュニアと守る難波ジュニアと立場の違いがある。結果は、カイザーズジュニアに転がったわけです。
実際、チームにいる選手の駒での差はカイザーズジュニアは下位ですが、チームとしてプレーする意味では昨日のトップだったという結果。ずっと練習をプレーを見てきた子どもたちの、ジャイアントキリングの瞬間を見れたことが実に幸せな一日でした。
今回の決勝戦での優勝はオマケだったかもと思うんです。滋賀のほうが完全に押してました。本当にバランスのとれた良いチーム。ただ、カイザーズは難波に勝ったっていう自信で全員が必死で守り切って、かつ最後残り一分で、ずっと3年生のセカンドラインで守りがメインになっていたウィングが持ち込んで決勝点なんて、出来過ぎてありえない結果でした。感動した、リュウキ!
今期は絶対的エースがFWとDFにいて、彼らが確実にゲームを作り周りが脇を固めて結果をだしたのですが、うち含め一年坊たちは来季が大変なことを、ヒシヒシと感じていたようです。三年生が抜けた後は、また、底辺からのスタートだということを。
そして、帰りの車中、ガクは嬉しいよりも、ふがいないことのほうが大きかったようです。失敗しても何度もパスを出してくれる三年生たちに申し訳なかったことや、絶対外せないゴールを何度も外したこと。最後まで走りきれる体力がなかったこと。
でも、今、事情があって退部したチームメイトに声掛けて戻ってもらおうとか、経験の浅いチームメイトをどうやってゲームにフィットさせたらいいだろうかとか、そういう視点も持って練習に参加してました。カイザーズジュニアのいいところは、そういうところだと本当に思います。
昨日一日だけ、強豪チームということで、試合後の練習をしましたが一晩明けて今日、また、底辺チームの低学年としてのシーズンが始まります。ぼくらオトナはそんな彼らひとりひとりのストロングポイントをグッと伸ばしてやって、チームとしていいゲームができるように声掛けを続けてやらなくてはと思いました。
一晩明けて、興奮冷めやらぬは自分でして、このメンバーで優勝する機会に立ち会えたこと、彼らに本当にありがとうを言いたいし、ガクにも良く頑張って食らいついたと言ってやりたいと思います。
カイザーズジュニアの監督、コーチ、本年度の役員さん、ありがとうございました。
そして、子どもたちのことを本当に考えて、関西のジュニアたちにアイスタイムを提供してくれる Yamamoto Kazuhiro 山本さんに感謝申し上げたく思います。子どもたちは、チームを越えて刺激されてそして、こうやって切磋琢磨しあうことができてます。関西のチームのチカラの均衡にものすごい貢献をしてもらっていると本当に感じております。これからも、なにとぞよろしくお願いします。