@Osaka Endosky Journal

焼いて粉にして屁で飛ばせ

AKBが日本の組織に見る問題を見せてるように思う

 2/23 秋元康☓宇多丸 スペシャル対談  何度か繰り返して聞いてしまった。実に組織の運営というところで示唆のある内容。

 

 AKBが走りながら組織を運営していることがよく分かる。メンバーはトップの秋元氏の意思を自分で汲み取りながら、自分なりに判断をしているのもわかる。新卒採用の現場で言う、経営者視点を持った人材をという意味では100点満点。

 

 ところが、すでにトップが個々の判断に対して目配せができてない状態が起こっている。当たり前といえば当たり前なんだけれども、「ガチ」が売りならば、予見されるリスクではある。それでも、拡大するしかないというところまで来てしまっているのが現在のAKB。

 

 組織の運営としては大きな実験であるように思える。ただ、AKBの大きな問題は、彼女たちの少女性を結果として商品として利益に変え、それを元にビジネスとして展開している点にあるわけで、実に罪深い業なんだと思う。宝塚がその、芸に対しての対価をというところをわかりやす提示するに対し、AKBが建前としての芸、実質的な彼女たちの性に対して対価を払っているというその事実に、大きなお友だちのどこか後ろめたさがあるはず。

 

 メンバーたちの思う秋元先生、ファンの思う秋元プロヂューサー、そして、本人が認識している秋元康はもう、まったく違ったものになってる。

 

 

 正当に勝負すれば、利益は少なく、欲望に近いところで勝負すれば利益はあるが継続性と拡大は望めない。そんな、ジレンマを抱えることになるんだと思う。

 

 なんだかなあ。やっぱり、自分は微妙にプラクティカルなんだろうなあ。上手に書けないけれども、示唆のあるインタビュー。さすが、宇多丸師匠でありますな。