@Osaka Endosky Journal

焼いて粉にして屁で飛ばせ

歌舞伎とジャニーズ

 うちのおジョーさんが、NHKの香川照之のドキュメンタリー見て、なんで歌舞伎なんぞに戻るんだろうと言ってる。伝統は伝統でとまあ、そのまま聞き流してしまったんだが、香川照之が、残りの人生を掛けて実の父と向き合うということに、ぼくの母は全く興味はないらしい。浜木綿子のことを気にかけてるばかりで、そういう意味でも、僕の母はいつもどおり母のままだ。

 ふと思えば、ジャニーズだって物心つくるころには芸の練習に入り、あとはひたすら真面目にエンターテイメントの世界を生き抜く。成果があがれば結婚や子育てという、普通の人間の生活に順することなく、芸能という世界に生き続けなくてはならないという意味では、実に歌舞伎世界の現代版と言えるのではないかと。

 ある意味精神的な宦官を生み出しているように思え、大衆は自ずとその欲望を個人に求め、それに必死に応えるものへ人気という褒美をとらしているのではないかと。

 

 そのくらい、ジャニーズというカテゴリーは影響力のあるエンターテイメント集団になっていると思った次第。

 

 一代限りなら、父親と向き合う必要はないもんなあ。ジャニーズが良いのか、歌舞伎が良いのか…。