@Osaka Endosky Journal

焼いて粉にして屁で飛ばせ

因果応報という見方

 92年に就職した自分は、就職活動で苦労することはなかって変りに(証券会社に内定のあった友人は大変だったけど。飛ばし発覚で内定キャンセル)、入社してから、会社の業績が上向いたことが一度もなく、厳しい状況での勤務であったことを思い出します。


 その後の新卒採用が、氷河期であったことは間違いなく、その当時の学生を見ながら不憫に思うことが多くありました。生まれてくるタイミングでこんな差があるもんだと。採用側にいながら、心の痛むところが多くありました。



 今年がバブル期を越す新卒の求人倍率であることをニュースで見て、さらにあの製造会社のトップ企業、キャノンも新卒採用を大きく増やしつつ、請負問題は後回しになる報道を見て、就職氷河期であった世代はいまだもって氷河期であることは間違いないと思いました。



 しかしながら、長い目で見るとこの事実は因果応報の過程に過ぎないのではないかと思います。



 一方で、多くの資産を抱え込むと言われる団塊の世代を含む上の年齢の高い層が、まったく違った形でツケを払うことになることがあるんではないかと思います。それが、円安であったり、低金利であったり、もしくは夕張市のような財政破綻であったり、お金と土地を持っているばかりに、移動(住むこと、資金移動)することができないことはリスクになり始めているのかもしれません。もちろん、健康問題は介護に繋がるあらたな課題を生むでしょう。



 先のことはわかりませんが、今あることは未来に繋がる道であることは間違いなく、就職氷河期を過ごした世代は確実になんらかの進化を遂げ、そうでなかった世代にない強さで生きていくように思います。


 ぼくには、最近のすべての事象が、法人や自治体から、各個人に力がうつる移行期に見えます。Power to the people. 残念な世代と言われたこの層が近い将来、まったく違う形で活躍する場所が生まれつつあると思います。だから、それまでサバイブしなくちゃと思う自分自身でもあります。



 と、今まで、世代で語りつつ、結局は個人の問題であることがほとんどです。未来に投資しなければ、未来はなく、自分に関る人間が幸せでなければ、幸せではないという、シンプルなところが因果応報の元ではないかと思うわけです。どんな世代でもそれは同じですね。